2006年の「
少子化社会対策会議」で決定された、新しい少子化対策について見てみましょう。
06年の「少子化社会対策会議」の前年(2005年)は、
日本が1899(明治32)年に“人口動態の統計”をとり始めて以来初めて、
出生数が死亡数を下回り、総人口が減少に転ずる『人口減少社会』が到来しました。
出生数は106万人と、過去最低を記録したんです。
この少子化傾向が続くと、人口減少は加速度的に進行してしまい、
『21世紀半ばには総人口は1億人を割り込み、2100年の総人口は現在の半分以下になる』
と見込まれています。
人口の高齢化も益々進行して、なんと、『3人に1人が65歳以上』という、
極端な「少子高齢社会」が継続していくことになってしまいます。
急速な人口減少は、経済産業や社会保障の問題だけにとどまらず、
国や社会の存立基盤に関わる大きな問題と政府も認識しています。
これは、他人事のように思えますが、現実なんですね。。。
今、
ベビーシッターの充実を含めて、
新しい少子化対策が、国を挙げて真剣に討論されています。
※ご参考:
「少子化社会対策会議」とは?